メメントを運営しています、小林大介です。
写真や映像制作のハウツーなんかも書いていけたらと思い、書いてみています。
これを書いているのが3月中旬。桜の咲く季節が近づいてきました。
2023年徳島県の桜の開花予報を見てみると21日となっているのでもうすぐです!楽しみですね。
ボクもお子さんの撮影を控えているので色々と楽しみです。
反面、桜と撮る時の難しさを知っているだけに恐ろしさも感じています。
さて本題。
桜の季節ともなると、桜を背景にイイ感じに写真を残したいと考える方が多くいらっしゃると思いますが、トライしてみるとよ〜〜〜く分かります。
ムズいということが!
ボクも今まで何度も撮ってきましたが、まぁムズいです。
ムズい…とうよりは、自分が思ったように撮れない…と言った方が正しいかもしれません。
で、何がどのように思ったように撮れないのかというと…
桜を知っている方なら想像ができると思いますが、桜の花野郎って結構高い位置にいることが多いのです。
だいたい人間の頭よりも高い位置にいることが多いと思います。
なので、桜と一緒に写真を撮ろうと思っても、桜の花ははるか頭上。
高い位置にいるもんだから、近づいて撮れないし、離れたら離れたで余計な背景ばかりが写り込んで、なんだかパッとしない写真にしか仕上がらないなんてことになったりするのです。
この写真は娘が生まれる前のマタニティフォト。妻に撮ってと頼まれました。
決して悪い写真ではありませんし、むしろ良い写真が残せたと思っています。ですがベストなアングルを探すために実は結構苦労しましたし、個人的には理想的なシチュエーションではありません。
であればいっそのこと菜の花に囲まれたシチュエーションの方が良いなと思い、撮ってみたら案の定。こっちの方がパッと分かりやすい気持ちの良い写真に仕上がってくれました。
桜って単体で撮るなら全然難しくはありませんが、色自体も淡いから人と合わせて撮ろうとするとなかなか上手に残しづらい対象でもあるんですよね。
ではどうやったら上手に撮れるのか?とボクが答えを出した結果は…
「枝垂れ桜で撮ること」です。
この写真は随分前に、徳島県神山町に植わっている枝垂れ桜を友人と見に行った際に撮った写真です(笑)
枝垂れ桜なら、桜がはるか頭上なんてことはまずありえませんし、なんなら桜の中に入り込んで撮影することが可能ですので、桜を前面でボカした上に桜を背景にするという、なんとも贅沢な写真がいとも簡単に撮れてしまうのです!
どうですか桜感満載のこの写真。ちょっと桜が多すぎて邪魔なほどです(笑)
枝垂れ桜であるかそうでないかで、残せる写真のクオリティがグッと変わってきます。
もしこれから桜を背景に良い思い出写真を残したいと考えているのであれば、是非この「メメント枝垂れ桜自論」を参考にしてみてください。
きっと今まで以上の写真が、思ったよりも簡単に撮れるようになりますよ。
また、枝垂れ桜以上に重要なのが桜の開花状況とロケーション選び。
どの場所の枝垂れ桜が撮りやすいのか。
先ずは下調べからはじめましょう!
では良い桜写真ライフを!
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